日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

<6>「失われたタブロー」の展示

「失われたタブロー」の展示

いっぱい並べる展示について書きます。

イメージを繰り返し描いていることで
増殖性、コレクション性が強い意味を持つようになっていった。

もともと、ドローイングをファイリングしたり、
制作資料を集め、同じくファイリングしているので
展示にその考えを結びつけるのは必然だった。

並べて展示することで、より一つ一つのイメージの意味が
違うものへと変容していくのがすごくしっくりきた。

一つ一つのイメージが組み合わさって、影響し合って、
平面作品が違うものになっていくような…

(集合知とか、ネット社会とか、消費社会のネタファーを意識しているのかなあ…
 社会の縮図を個人で再現しようとしているというか…)

画像(イメージ)との距離感をとって制作して、かつそれを並べることで
よくわからないものにしていく感覚…

このよくわからなくしていくのが社会のメタファーなら
自分の作品がよくわからないのは社会のせいだ!といっておこう。

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<参考>「コンストラクションイメージ」2008

あと、同時期に行っていたインスタレーションの影響もある。

空間に対しての色の暴力性とか、圧力をどうかけるか、とか
型を最初に決めてそれを繰り返すことで魅せる展示ができるか、とか。

そういう空間やイメージに対しての感覚も、
今回試みる2階の展示にも共通していると思う。

つづく
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by takuji0808 | 2010-08-29 09:32 | 作品解説2010