日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

<10>「コラージュ」の思い出

「コラージュ」の思い出

自分がコラージュを意識しだしたのはいつだろうか。
おそらく、大学3年生のときのドローイング1日10枚の修行中に、
そのへんにあった紙やガムテープを貼り出した辺りだろうか。

考えてみれば今の自分の制作のソースはほとんどその時期の
ドローイングに見つかる。

卒業制作も直前に「大竹伸朗 全景」を見たせいで下地に紙を貼りまくっていたし、
それを引きずってしばらく下地にコラージュはずっとやっていた。

ただ、その方法だと「支持体+下地=画面の強化」の意味しかなかった。
コラージュそのものを作品にすることはやっていたが、
それはあくまで、絵の具を紙に置き換えただけのコラージュ絵画であった。

自分がコラージュの作品で思い出す作家は、マチス、ラウシェンバーグ、大竹伸朗とかかな。
絵の具を併用している場合は、コンセプトが微妙に変わるから、分類が難しいけど。

というか、多作な作家は大体コラージュをやっているなあ。

表現が広域過ぎて何とも分類しにくく、
少し古臭い感じもあるのがコラージュそのもののイメージなんだろうな。

また、衝動的な制作欲を手っ取り早く具現化できるのは、ドローイングに近い。

そういうことを踏まえて、展開させていく可能性を探りだしている感じだ。
画像そのものや、組み合わせ方に意味をつける比喩的な表現でもなく、
衝動的に、身体表現を空間にリンクさせていくだけでもなく、
あるいはそれらすべてが統合し、ごちゃごちゃのごみになっていくような…

うーん。

つづく

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by takuji0808 | 2010-09-02 09:50 | 作品解説2010