日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

<15>「展示をして①」

「展示をして①」

展示をして改めて感じたことをまとめていこう。

まず最初は、1階2階で別人のような不思議な展示が出来上がった。
2人展のように感じるほどであったが3日間搬入に費やし展示を弄くることで、
1階2階が徐々につながる感じがあり、それは不思議な体験だった。

公と私、という言葉で比較することを最初に思う。

1階は公(パブリック)な作品、2階は私(プライベート)、あるいは個。
しかし制作方法もアプローチも着地点も展示のプロセスも、
共通点や違いがたくさんあるが、まとめて自分の作品という
リアルなものが出来上がったという感覚だ。

しかし比較があると、非常に読み解きやすくなったとおもう。
コラージュをどう自分の中でとらえるかを消化しきれなかったのが
結構はっきりしたし、イメージの扱い方の基本スタンスや、
それをまたこれからどう深めていくかのヒントになる気がする。

空間の魅せ方、作品の魅せ方も難しいなあ。
場数をこなしせば上手くなるとはおもうけど、どこかで手詰まりになる気もする。

単純なテクニックだけでなく、展示方法にも思想があって
その部分をよく考えないといけないってことを改めて思う。

今回の展示はとても構造的にシャープなものになった。
型とか区分けをして当てはめておきつつ、全部決めずに遊びの部分も
設けておいて、ガシガシ構築していくのが好きなんだろうなあ。

あと、展示における無意識で行なわれる身体的な部分は
結構信頼できるなーと改めて思う。

もちろん、空間の完成度を上げるためにはいろんな感覚を行ったり来たりしないと
上手いこといかないのは分かっているのだけど、そういう理論的な思考を超えて
無意識のうちに行なった部分が後に効いてくることもあるというか。

つづく

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by takuji0808 | 2010-09-07 07:48 | 作品解説2010