日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

<18>「展示をして④」

「展示をして④」

作品が縦軸に並ぶことで2層構造になり対立、比較として、
魅せ方として面白いものが出来たなあと思います。

2階が個人的なもので、日常をベースとしていて、
1階はそれを抽出して、ミニマムにしていった結果とも言えますが、
じつはどちらも個展が決まる前から手掛けていた作品で、
どっちも日常っちゃ日常なわけで、それが最初にあったということは言っておきます。

1階も2階も、手札(カード)は持っていたので、
あとはそれをどう配置するかという感じで準備をしていた感じもあります。

問題は、1階と2階ではカードの使い方がまるで違うということで
慣れがないので苦労した感じ、予想しきれない部分を作ったことも
いい方向に動いてくれて、また色々展開できるカードを手に入れることが出来た。

それをどうわかりやすく展開させていくかを考えると、ワクワクもしますし、
勉強しなきゃいけないこともたくさんあって、さあどうしようか、という
率直な感想しか出てきません。

なんというか1階2階はスイングフォームが違う感じがします。
2階ではその素振りの過程もすべて見せています。

スイングフォームというのは、制作過程の中で、その人が必要とする方法、
制作の柱となるような部分とも言い換えられると思います。
作品を読み解くには(わかりやすくするためには)必須であると思いますし、
作品の強度につながる部分でもあると思います。

2階の作品も1階の作品のように研ぎ澄まされていくとは思いますが、
その過程、方法論は同じものになる必要はないと思っていて、
むしろ自己否定しながら展開していけばいいかなーなんて考えています。

共通するテーマも見つけたので、そこを伸ばしていければなあ、と思います。

惰性のなかで作品を作っている気はないけど、同じことを繰り返すことも
違う展開を試み続けることもバランスよくやりたい感じがある。

もっと勉強しなきゃいけないし、ただ勉強したことを二番煎じのように
作品に反映させてしまうのもどうかなーなんて思うこともあります。

誠実に作るだけでなく、盲目的にならないように、
あと一歩、もう一歩ができる可能性を感じれたので、
あとはそこに向かって進むだけです。

つづく

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by takuji0808 | 2010-09-10 09:36 | 作品解説2010