日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

<19>「思考と展示の仕方」

「思考と展示の仕方」

このブログを定期的に読んでくれる人は分かると思うんですが、
自分が文章を書くと非常に散文的になってしまうというか、
断片的な思考や言葉がとっ散らかった状態のままアウトプットするという
(悪しき)癖があるようです。

これは、自分が何か物事を考え、言葉になり、自分の中で意味を持ったあと、
それを断片のままメモする癖があって、携帯電話のメモ機能でよくそんなことを
しているのですが、それが関係しているような気もします。
(単純に性格の問題かもしれませんが。)

本来なら文章にする際に、そういう考えを上手く数珠つなぎにしたり、
関係性を持つ事柄をマッピングしたり、整理するのだと思います。

しかし、自分はその断片的な思考を断片的なまま並べてしまうので
結局よくわからない状況になっていることがしょっちゅうなんですが、
ここで言いたかったのは、2階のコラージュ作品にも
そんな自分の思考方法が表出しているような気がしたということです。

本来ならばそういう過程は作品の裏側に隠して見せないものですが、
その過程には思考が運動して、つながっていくダイナミズムのようなものがあって
それが場所性や下の作品と勝手に結びついたという感じがします。

世の中の仕組みや物事の構造、関係性というのは基本的に同じ構造になるのではないか、
と最近思っていて、その断片を断片のまま出していった結果、その構造が社会性と結び付くのなら
よりリアリティのある表現になるのかなーなんて思います。

そのためにはもっと研ぎ澄まさないといけないものがたくさんあることを発見したし
その先の未来を提示することが出来たらもっといいので、
今後はそのあたりエッジを利かせた表現になれば、と思います。

つづく

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by takuji0808 | 2010-09-11 09:58 | 作品解説2010