日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

福岡へ、しびあじび、3時のラーメン

11月2日<1日目>

新千歳空港から福岡空港へ。
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荷物を赤帽に預け福岡市美術館へ。
http://www.fukuoka-art-museum.jp/

伊藤先生がオススメする常設展の圧縮度が凄まじい。
10~20年スパンで美術史を総括していくコレクションのレベルの高さと、
乱暴かつ正しい展示。美術ガイドブックをみているような感じ。
古美術の寄贈作品も同様。
そこから地域ごとの歴史の重層さを痛感する。

同時開催中の「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」は、
あーシャガールだなーと流し観る。

時間も少ないなか三菱地所アルティアムの「ノルシュテイン&ヤールブソワ」も行く。
http://artium.jp/

サブカル、アニメをミーハーに紹介する展示にありがちな空気が漂うが、
作品自体は圧迫感と可愛さが入り混ざった凄まじい気迫を感じる。
物販の人形もキュート。
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急ぎ福岡アジア美術館へ。
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/

結果的に複合アートセンターとなっているだけで、
福岡(九州)は流通や文化的なものに対して柔軟な姿勢、素地があるので
行政との連携はうまくいっているように見える。
(もちろん外面と内部の苦しみにギャップはあるだろうが。)

1階にブランドショップが立ち並ぶなかで、多角的かつ草の根的活動が滲み出ている。
バックヤード見学もエキサイティング。
ほぼアジア全域を網羅してあるアーティストファイルを見ると、救われる気持ちになる。
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比較で言うと、福岡市がバブルでお金がある時期に市立美術館は寄贈品もあり
コレクションを充実させ、福岡を中心に全世界をわかりやすく網羅する方向で動き、
一方、アジア美術館はハコを作り、ネットワークをアジア全域に張り巡らす
方向で動いている感じ。上手く使い分けがされているのは別に狙ったというわけではなく
状況に合わせてやっていくうちに今の形に落ち着いたという歴史の必然も見える。

夜は近くの居酒屋で参加者総勢17人で呑む。
結局最後は濃いメンバーでバー呑み、博多ラーメンでシメて結局3時。
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初日からヤマを迎え、あとでしこたま後悔することになる。
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by takuji0808 | 2010-11-08 18:20 | 福岡・韓国2010