日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

N次創作的な現象・作家の創造01

同人誌、pixiv、ネット漫画、初音ミク、東方プロジェクト
vip板などで書かれるSS(ショートストーリー・サイドストーリー)
アイドルやお笑い芸人のキャラクター的な扱われ方
ニコニコ動画のMADムービー…などなど

二次創作の二次創作、そのループ、派生し続けるN次創作と呼ばれる現象をどうとらえていくべくか。
詳しい内容は自分が駄文をさらすより、まずこちらを読んでいただけると話が早い。

「作品それ自体がデータベースであり、ネットワークであり、
コミュニケーションでもあるような」

濱野智史(日本技芸リサーチャー)2009年07月15日号

http://artscape.jp/study/rekishi/1207202_2746.html

  ■

難しく考えると、どこまでも考えられるのだけど、なんでこんなことを考え始めたのか、まずはそのきっかけを書きます。

美術の授業で、まあ自由に何か描いてみろーと課題を出せば、ワンピースやブリーチ、ナルトなどのジャンプキャラや、そのほかアニメキャラを描きたがる人が多いのです。

自分もそういう経験があるのでよくわかります。

授業でなくとも、落書きや趣味としてそういうことをこっそりしている人間は多い。
さらに、その描いた絵をネット上にアップしたら、それは「表現」と言えるのだろうか?

また、アニメキャラでなくとも、好きなアーティストのジャケットを写したり、ネットで検索した画像を参考に絵を描くのはどうなのだろうか?(もちろん、制作者の意識の違いなどの根本的な違いがあるのはわかる。)

さて、その「写し絵」は「創造的な表現なのか?」

これが第一の疑問でした。

それを別の物言いをするなら、プロとアマチュアの違いであり、既存のアーキテクチャー(設計思想)に依存しているか否かという話でもあると思うのです。

クリエイターならば、そこで新たなキャラクター(作品・コンテンツ)を創造するのが王道かもしれませんが、そうなると今の時代、団体戦でかからなくてはいけない場合が多いんだろうなあ…

まあそんなことを考えていたわけです。

<つづく>

c0211701_1428223.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-02-07 18:27 | つぶやき