日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

サッポロアートシンクロニシティ2<感想>

サッポロアートシンクロニシティ2

「院生展2011」

全体的におとなしめで、よく見たら女子だけだった。男女比もここまで来たか。
高橋あおばさんの作品(DMの作品)が良かった。

学生の間にする「挑戦」がどのくらい将来の作品に影響を与えるのかはわからないけど、保守的に、あるいは閉鎖的に、精神安定剤のような作品を作っているより、どこかいびつな人間臭さと、カッコつけた荒削りの作品のほうが好感を持てるのはおれだけだろうか。

作品はパステル調が多くて時計台ギャラリーにいるおばちゃんがたの髪のほうがカラフル。


「高橋喜代史 展」

作品の仕上げの問題を考える。
スタイリッシュにするより、泥臭い物量勝負のほうが作風にフィットしそうなので、明和電機とかヤノベケンジみたいな町工場アーティストの作品の結構重要なニュアンスである、「DIYがプロフェッショナルになった感」、「プロジェクトⅩ的な昭和生まれの職人的要素」が前に出てきても面白いかもしれないなあ、なんて思う。

「山本雄基 個展」

チームYamamotoで搬入手伝い。
階段上吹き抜けにでかい作品もあり、気合い十分な展示。
(しかし搬入当日本人は徹夜でヘロヘロだった。)

イレギュラーな場所での展示では、やっぱり相当の準備と手際と対応力が必要な事を実感する。

想像力プラス経験で場数をこなすしかないのかな。

喫茶店の壁の質感がものすごくいい(つやなしフラット)なので、作品の質感とジャストフィット。
表面処理がより堅牢になっているのと、わざとらしくキャッチーな色合いの作品とそうじゃない作品が入り混じっていて、そこらへんの空間に対しての異化と調和はお客さんが入った状態で見ないと判断付かない気がする。

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以下、会期

北海道教育大学 大学院「院生展2011」

北海道教育大学岩見沢校美術コースの大学院生である
桑原みなみ、久保亜紀子、大門愛、高橋あおば、満枝恵理、桂下いづみ
による展覧会

期間: 2011年3月28日(月)~4月2日(土)
時間: 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所: 札幌時計台ギャラリー
    (札幌市中央区北1条西3丁目 札幌時計台文化会館2F C室)


山本雄基 個展 『グレーゾーンが踊っている』
 
期間: 4月1日(金)~4月30日(土)
時間: 11:00~17:30(LO 17:00)
場所: 六花亭福住店 2階喫茶室(飲食店内での展示です)
住所: 北海道札幌市豊平区福住2条5丁目1(地下鉄東豊線 福住駅より徒歩10分)
企画: 六花ファイル


高橋喜代史 展

期間: 2011年3月4日(金)~5月13日(金)
時間: 平日9時~17時 (土日祝日 閉館)
場所: 北海道文化財団アートスペース・アルテポルト
     (北海道札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビルヂング 3階)
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by takuji0808 | 2011-04-01 23:09 | 展覧会感想