日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

つぶやき 08/11

細胞レベルのドローイング(仮)

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泥炭平野が整然とした都市空間へとシフトする

郊外的で、平面的にものごとが捉えられ、アミューズメントランドのように、
さまざまなことがビジュアルに特化し、視覚化されるツールが生まれ、
世界は更に過激に均質化していく

日常がゲーム化し、リアリティが変異し、デバイスが五感を補強する
入れ替え可能の身体が、海にダイブし、海流に乗っていく

選択肢や方法ばかりが増え、ハウツー本ばかり
物事に対する距離感が捉えきれなくなり、遠近法が狂う
(3Dの境界線をタッチする レイヤーのはざまに指を挟む)

  ◆◆◆

雑多とした世界を仮定で区切っていく
仮定は境界ではなくグラデーションとなり、意味合いを変える。

文化のタコツボは内部で発酵し、あるいは腐り、いつしか接続され、歴史は構造しかなくなる

  ◆◆◆

地下に眠る血流はコンクリートに囲まれて無化される
無化された水脈が壁に貼られた広告シールをつたう
内部や外部が無くなり、ねじれた螺旋の地下空間が
怪獣のように巣食って、ぼくらはそのハラワタを歩く

  ◆◆◆

「しかし、どこか原体験に、雪で覆い隠された、真っ白に無化された風景が広がっている」


北の果ては約束の地ではなかったという現実を踏まえて、その先の未来を夢想する

一点突破のマイクロポップが消費され、新しいコンセプトの発明は二番煎じになり、コメディ寄りのメタ構造の作品で毛づくろいをするしかない現実

そんな現実にこんちくしょうと、仕方ないかな、がマーブルに混じり誘惑し、慰めで作品を作れなくなってくる/それ以外のどうしようもなさを慰める

そして、右往左往する

  ◆◆◆

あきらめ半分を心の奥底に押し込めて目の前の充実感に甘える
キャラクターとして振る舞い、鉄板ネタを探す
腐ったニヒリストがデフォルト設定の社交性で立ち振る舞う

日常を突破するカウンターを何に求めるのか
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by takuji0808 | 2011-08-11 16:10 | つぶやき