木製パネル制作手順
2012年 07月 24日
支持体(木製パネル)の作り方
<材料・準備>
・懐や作品の大きさに応じて、木材を購入。
・節や曲がりが少ないものを選ぶこと。
・大きなホームセンターの方が種類が豊富だし、回転も良いので木材の質がいい。
・その際、ベニヤは作品のサイズにカットしてもらう。
※ちなみにラワンベニヤはヤニが出やすいので、下塗りが必須。
<必要な道具>
・卓上丸ノコ(45度カットに使用)
・Cクランプ、Fクランプ
・木工ボンド
・いらない布、あるいはキッチンペーパー
・固定用の垂木
・紙ヤスリ
・ガンタッカー など
<切断・接着>
1、 長い辺の方の木をベニヤ板に合わせて、45度にカットし、木工ボンドで接着。
なるべくピッタリに。
※ 接着はクランプと、押さえる用の木材(垂木など)を使って固定する。
※ 側面からボンドがはみ出したら濡らした布などで拭く。
両方固定して、こんな感じに。これでしばし乾燥させる。
2、 短い方の間隔に合わせて、木材を45度にカットし、接着。
ちょっと長めにカットして、徐々に短くすると失敗が少ない。
※ 多少の隙間はボンドを埋め込むように擦り付けて固定する。
タイトボンドオリジナルなどの乾燥後硬質になるものなどがやりやすい。
※ 角の斜めの部分にガンタッカーを2本ほど打ち込めば楽に固定できる。
小さいサイズならば、これで完成。大きい作品の場合は中木をいれる。
ボンドの種類によるが、少なくとも2時間くらいは乾燥させる。
長さや角度を間違えないようにすれば、この方法が一番ズレが少なく、
その後の側面の研磨作業が楽になると思います。
3、 ボンドが乾燥したら中木を測り、90度にカットし接着。
※ 中木が必要なのは、ベニヤ板の反りと、支持体のゆがみを防ぐため。
※ 長い木材で支持体をFクランプで挟み固定すれば綺麗に接着出来る。
あるいは深顎のCクランプなどがあればいい。
<研磨>
1、 乾燥後、パネルの側面を研磨し、まっすぐにする。
2、 傷や節がある場合、パテなどで埋めて、乾燥後、再度研磨する。
<下塗り>
木屑、粉を拭き取り、シーラーなどのプライマー(下塗り剤)を塗る。
その後は作品に合わせジェッソなど適した下地作りをします。
<大きな作品の場合>
3×6板(1820×910)以上のサイズの場合、一番難しいのは板と板の隙間部分です。
その部分から反り返ったり、隙間が出来たりしてしまいます。
これは本当に難しく、未だに完璧なものは出来たことがありません。
そのうち大きな作品を作った際にそれはアップしようとおもいます。
(学生の頃は、100号などの変に小さなサイズでやるとベニヤ板が無駄になるので、いっそのこと180センチ平方なんかを作って提出したりしていました)
細かい部分は伝えきれてないとは思いますが、俺はだいたいこんな感じで制作しています。参考になれば幸いです。もっとこうした方がうまくいく、とか裏技のようなものがあれば教えてください。では
<材料・準備>
・懐や作品の大きさに応じて、木材を購入。
・節や曲がりが少ないものを選ぶこと。
・大きなホームセンターの方が種類が豊富だし、回転も良いので木材の質がいい。
・その際、ベニヤは作品のサイズにカットしてもらう。
※ちなみにラワンベニヤはヤニが出やすいので、下塗りが必須。
<必要な道具>
・卓上丸ノコ(45度カットに使用)
・Cクランプ、Fクランプ
・木工ボンド
・いらない布、あるいはキッチンペーパー
・固定用の垂木
・紙ヤスリ
・ガンタッカー など
<切断・接着>
1、 長い辺の方の木をベニヤ板に合わせて、45度にカットし、木工ボンドで接着。
なるべくピッタリに。
※ 接着はクランプと、押さえる用の木材(垂木など)を使って固定する。
※ 側面からボンドがはみ出したら濡らした布などで拭く。
両方固定して、こんな感じに。これでしばし乾燥させる。
2、 短い方の間隔に合わせて、木材を45度にカットし、接着。
ちょっと長めにカットして、徐々に短くすると失敗が少ない。
※ 多少の隙間はボンドを埋め込むように擦り付けて固定する。
タイトボンドオリジナルなどの乾燥後硬質になるものなどがやりやすい。
※ 角の斜めの部分にガンタッカーを2本ほど打ち込めば楽に固定できる。
小さいサイズならば、これで完成。大きい作品の場合は中木をいれる。
ボンドの種類によるが、少なくとも2時間くらいは乾燥させる。
長さや角度を間違えないようにすれば、この方法が一番ズレが少なく、
その後の側面の研磨作業が楽になると思います。
3、 ボンドが乾燥したら中木を測り、90度にカットし接着。
※ 中木が必要なのは、ベニヤ板の反りと、支持体のゆがみを防ぐため。
※ 長い木材で支持体をFクランプで挟み固定すれば綺麗に接着出来る。
あるいは深顎のCクランプなどがあればいい。
<研磨>
1、 乾燥後、パネルの側面を研磨し、まっすぐにする。
2、 傷や節がある場合、パテなどで埋めて、乾燥後、再度研磨する。
<下塗り>
木屑、粉を拭き取り、シーラーなどのプライマー(下塗り剤)を塗る。
その後は作品に合わせジェッソなど適した下地作りをします。
<大きな作品の場合>
3×6板(1820×910)以上のサイズの場合、一番難しいのは板と板の隙間部分です。
その部分から反り返ったり、隙間が出来たりしてしまいます。
これは本当に難しく、未だに完璧なものは出来たことがありません。
そのうち大きな作品を作った際にそれはアップしようとおもいます。
(学生の頃は、100号などの変に小さなサイズでやるとベニヤ板が無駄になるので、いっそのこと180センチ平方なんかを作って提出したりしていました)
細かい部分は伝えきれてないとは思いますが、俺はだいたいこんな感じで制作しています。参考になれば幸いです。もっとこうした方がうまくいく、とか裏技のようなものがあれば教えてください。では
by takuji0808
| 2012-07-24 15:19