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日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

アートは仕事になるのか、あるいはトークは馴れるのか

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                             photo by 太田博子

ありがたいことに、会場いっぱいにお客さんが集まりました。
本当にありがとうございました。

さて、このトークテーマを提案されて、なぜ自分が…?という根本的な疑問はありました。

しかし北海道の昨今の総括的な話や、夢の無い現状(悲泣)は伊藤先生が語ってくれると思ったので、自分は一つの事例として、身の丈にあった、普段から気をつけていること、感じていることを話せればと思っていましたが、どうでしたかね…

北海道で美術で食っていけるかを話した内容を端的にまとめれば
・ 美術だけで食っている美術家は北海道にはいない(基本は二足三足のわらじ)
・ 美術を教える仕事自体縮小傾向で、より続けることが困難
・ デザイナー、工芸家、職人のような仕事だと(一長一短あるが)仕事はあるが、それも厳しい
・ 経済や食っていくこととは別に、美術に人生を捧げ、殉ずる覚悟をもつことがアーティスト(結論)

ということになってしまうのはわかっていたことで、さらにその先のモチベーションを保つための工夫や北海道でやることの利点、何が足りなくて必要なのか、若手の受け皿、労働力としての若手利用のデメリットというあたりは、時間の関係上さわりで終わってしまった感じもします。

考えてはいたけれど話していなかったことも多々ありますが、もっと個人で語れるような経験やスキルも身につけたいなーと思いました。しかし、トークすることに馴れることはあるんでしょうかね?

しかしなんだか面白かったので、また何か機会があればよろしくお願いします!

展示は21日までですが、もしかしたら延長するかもしれません。
しかし未見の方、トークのため落ち着いてみれなかった人はぜひ足を運んでいただければと思います。

<追記>
9月中旬から仕事が変わり、また制作することが難しいゾーンに入りそうな予感がします。
このタイミングでこのような内容のトークをしたということは、もう良い意味で逃げ場が無いような感じです。制作のためのお金を貯める期間として考えることも出来るので、両立させていくということではなく、割り切った表現のための時間の使い方を考えていきたいとおもっています。(お金貯めて旅行行くとかですね)

結局一番大切なのは自分の優先順位の上位に「制作」があることを忘れないことかもしれません。
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by takuji0808 | 2012-09-14 22:03 | 報告・お礼