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日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

箱椅子の作り方

箱椅子。(hakoisu)

美術作品を制作する際に、箱椅子があれば非情にやりやすいです。
美術系の大学には必ずと言っていいほどあり、在学中お世話になったひとは多いでしょう。

自分も端材で箱椅子を作って持っているのですが、同じ大学の先輩後輩のアトリエからの注文ということでまじめに制作してみました。箱椅子の作り方、なんて探しても無いので残しておきます。



<設計図>
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[1脚]
1×4材:488mm×4本、180mm×4本、276mm×1本
コンパネ(12mm厚):300mm×300mm、300mm×400mm
ダボ材(8mm)、φ8mmの丸木、木工ボンドなど

今回はダボ継ぎで固定します。この方が見栄えが良いですし、デザインとしてすっきりです。
適度な深さにするためにドリルにテープを巻いて調節し、木材に8mmの穴をあけます。
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ジョイントポンチという金具です。これがあればズレが少なくダボ継ぎが出来ます。
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木工ボンドをダラーっと。もちろん穴の中にも入れます。
後は当て木を当て、ハンマーで叩いて固定するだけです。
まっすぐになるように気をつけますが、多少なら後で修正できます。
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ネジの跡を消すのをダボ埋めといいます。
穴をあけてからネジで固定し、穴に丸木をねじ込んでカットします。
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そうすると、ヤスリをかけると、こういう見栄えになるわけですね。
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せっかくなので、アトリエの名前を(勝手に)いれます。
イラレで作ったロゴを、クリアファイルのような素材のものと重ねてくり抜いて、簡易ステンシル。
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あんまり目立ってもアレなので、グレーにしてみました。
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×5。 ハコイスをつくる単純な作業です。
全部作るのに乾燥の時間も合わせて、5時間程度でしょうか。
(ということは1つ作るのに1時間かかるということになるのか…?)

最後は全体にヤスリをかけます。特にコンパネ表面と、角は念入りに…
この板の部分にもっと良い木を使えばオシャレ感、高級感は増しますね。
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この箱椅子はこうやって重ねられます。
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5脚ないと、額や支持体作りの際は不便なんですよね。

で、箱椅子って実は普通に買うと13000円くらいするので、自分で作った方が何倍もお得です。
貧乏美術家よ、さあ自分で箱椅子を作るんだ!!

<完>
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by takuji0808 | 2012-11-20 22:07 | 制作