日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

カテゴリ:つぶやき( 169 )

お役立ち情報満載!!

100円ショップで購入できる制作のための商品を紹介します。
もちろん全て100円ショップでまかなうと作品が貧乏になるし、
安物買いの銭失いになる危険性もあるので、そのあたりは
考慮したうえで参考までに。


<塗料系>

●ローラーハンドル・ローラー(替え)

作品に使うことは少ないが、アトリエ整備などに必須。
ついでにローラー受け皿(塗料容器)も。数年は余裕で使い回せる。
ローラーの替えが2個セットの大小のタイプ・または太いタイプを選べるのもうれしい。

ハンドルは根元の金属が若干弱い気もするが、許容範囲内。
ホームセンターで販売しているハンドルやローラーとの相性はよくない。(径が合わない)
数年前にパッケージが変更され、表面の毛がほつれたりする不良品が混じることがあり、
すこし質が落ちた気もするので、使用する前に一度よくほぐしたり洗ったりしたほうがいい。

しかし消耗品であるため、倍以上のものをホームセンターで買うことは
馬鹿らしくなる良品。

●筆洗器

水彩絵の具などの筆洗器(バケツ)はなんでも変わらないので、100円ショップで済ませてしまえ!

●トキ皿(陶器)

ぶっちゃけどんなお皿や容器でも絵の具を使う分には問題ない。
白くて、使いやすい形であれば金属でもプラスチックでもOK。

●塗料保存容器など

100円ショップのタッパー類はプラスチックが柔らかくて微妙な
ものも多いのでそのあたりはよくチェックしてから買うこと。

大量に絵の具を作ってから保存する場合、あるいは大容量の塗料を移すための容器などは
使い回しがすぐできるわけではないので、しっかり密閉できるものを買うのが吉。

ちなみに自分はホーマックなどで取っ手・蓋付きの500ml程度のものを使用中。
→【KOWA】 ミニペール(ブルー)500ml
いまのところこれが一番使い勝手がいい。


<工具系>

キャンバスを張るのに必要な工具は、金槌やガンタッカーだが、
これらはなんだかんだでしっかりしたものをホームセンターなどで購入した方がいい。
ハンマーなどのつくりのちゃっちさ、ゴムやプラスチックの脆弱さは微妙にストレス。
同じくペンチなども持ち手のゴム部分がへたったり、切れ味が悪くなる可能性が高い。
(最近はホームセンターでも廉価品が多いので助かる)


●釘抜き

バールではない、小型のもの。
てこの原理をうまく使うための長さなどが、はたして最適かどうかは微妙なところだが、
持っておいてもいい、というかんじ。100円ショップ工具は総じてプラスチックが安っぽい。

●クランプ

木製パネル作りに大量に必要。
固定部分の強度、ねじ回転軸の精度などに難あり。
なんだかんだで地道にちゃんとしたものを買いそろえる方が得策かもしれない。
近年は売り上げが悪いのか、なかなか大きなサイズのものが販売されていない。


<文具系>

●ホチキス芯抜き

ガンタッカーの芯を抜く際に使用。
こんなのあるのか、という感じの一品。
ピンポイントの使い道の道具があっさり手に入るのも100均の醍醐味。

●金定規

カッターを使用する際に必須。キャプション制作などに。
50センチタイプは数少ないので見つけたら購入をおすすめする。
(通常は30センチ程度)
1000円〜2000円のものが100円ってどういう仕組みだ…?

●カッターマット

展示会場で新たにキャプションなどを作ることもある。
その際、道具箱に入れることができるサイズ。意外と重宝。

●ホットボンドの芯

接着剤・両面テープ類は絶対100円ショップで買うことはないが、
これだけは大丈夫だと思っている。

<材料>

●MDF合板
様々なサイズが販売されているが、基本は6mm厚程度のものなので、
小作品の支持体の板、あるいは額装のために使用できるくらいの使い道。
(MDF合板の6mmはなかなか販売していないので実は結構レア。)

●スチレンボード

キャプションには向かない(ハレパネなどのシール付きではない)し、
つくりがスカスカで、圧に弱い感じだが、紙作品の額装を自作する際に
裏にあてる程度には活用できるかな。

<そのほか>

●綿棒・つまようじ・竹串

絵のごみ取りに使用。消耗品なので適当に。

●パラフィン紙
小作品の梱包、雑誌や画集の保護に使用する。
ラッピング製品売り場にある。

まだまだありそうですが以上!
なんでこんなことを書くのかはよく分からないけど!

[PR]
by takuji0808 | 2011-12-22 00:22 | つぶやき

アイドルアート・メモ

アイドルアート、という言い方が気になったので、ここ最近調べていたアイドルに関してのテキストをメモ代わりにのせてみる。しかしこれがいったいなんの役に立つのか…

<社会文化論としてのアイドル>

昭和・平成アイドル史(女性版)

■60年代以前: 青春スター

美空ひばり、吉永小百合 …

■70年代: カラーテレビ、「スター誕生!」、ステージパフォーマンス、親衛隊、ステレオタイプのアイドル像、低年齢化、バブル

アグネス・チャン、天地真理、森昌子、桜田淳子、山口百恵、ピンクレディー、キャンディーズ …

■80年代: プロデュースの確立、華の82年組、バンドブームによるバラドル誕生

松田聖子、中森明菜、小泉今日子、おニャン子クラブ、中山美穂、本田美奈子、芳本美代子、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、山瀬まみ、河合奈保子、松本伊代 …

■90年代: 歌手からモデル・グラドルへ、小室ファミリー、沖縄アクターズスクール、「ASAYAN」、ハロプロ、美少女ゲーム(Windows95発売)

宮沢りえ・観月ありさ・牧瀬里穂、細川ふみえ、山田まりや、華原朋美、篠原涼子、安室奈美恵、SPEED、鈴木あみ、モーニング娘。 …

■2000年代~: アイドルからアーティストへ、インターネット普及、アーキテクチャによるファンコミュニティ、地下アイドル、ヘキサゴン、K-POP、3Dゲーム

モーニング娘。、松浦亜弥、浜崎あゆみ、中島美嘉、上戸彩、長澤まさみ、新垣結衣、堀北真希、Perfume、AKB48、


その他
<アイドル写真史>

篠山紀信、蜷川実花…
タナカノリユキ「100 ERIKAS」

<サブカル系>

少女マンガ、ポップミュージック史、魔法少女、セーラームーン、プリキュア

<ゲーム>

同級生(`92)、ときめきメモリアル(`95)
CLANNAD(`04)、アイドルマスター(`05)、ラブプラス(`09)

<その他>
初音ミク、可愛すぎる○○(アイドル的な扱いを受ける芸能界以外のジャンルの素人)、地下・地方アイドル、メイドカフェ、「踊ってみた」などの素人の表現


<参考>
展覧会「アイドル!」横浜美術館
2006年10月7日(土)~2007年1月8日(月曜・祝日)

アイドルは、現代の日本社会にマス・メディアを通じて強いインパクトを与え続けています。この展覧会では、絵画、写真、映像、ダンス、ゲームなど多様な表現方式で、アイドルそのものを扱った作品や、アイドルを連想させる作品を紹介します。

<出品作家>
篠山紀信、加藤美佳、川島秀明、蜷川実花、西野正将、KATHY、加藤美佳、草間彌生、中原杏/小学館、株式会社セガ「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」


※アイドルというよりアイコン・偶像の意味合いが強い作品の羅列といった内容か?
[PR]
by takuji0808 | 2011-12-09 22:49 | つぶやき

近況 11/18

制作

・でかいのを研磨。

絵を描くというより作業です。淡々と。

・90cm×90cmも同時進行。
 支持体制作、下地、研磨、下地…

気温が下がり、アトリエが一気に寒くなる。
灯油を買いに行かなきゃいけない季節か…

メディウムを塗ってもうまく硬化しない感じ。地道に塗り重ねるしかない。


展覧会感想

・「“Approach” デザインとアートの接近」 room11

デザインとアートという言葉より良い表現がある気がする。
わかりやすくキャッチーでありつつ核心を突くような。

「プチ贅沢のための空間をつくりませんか?」
みたいな。   …違うか


・CAI02企画展  伊藤 隆介 個展「The Hole」

holeというよりトンネルかな? グーニーズっぽい。

プレビエンナーレ時期(約1年前)から制作していた作品ということだけど、
CAI02という場所に適した非常にサイトスペシフィックな内容だったと思う。
「札幌と地下空間」というものに対して、物語性の消費や世界の構造の可視化で
ある種の批評性を獲得しているような、あいまいで多弁な作品だった。


購入

車買いました…  Vitzの黒…
最近はコーティング剤や洗車のことばっかり調べている。
若手芸人が高いマンションに住むような心意気ですよ。

まあ買ってもドライブに行く暇はないんですけどね。

はっはっは!!(壊)

c0211701_16473577.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-11-18 20:43 | つぶやき

最近のことと宣伝

・制作

120号くらいの2枚同時進行。
下地に時間がかかるので地道に作業。
絵を描く、というより作業ばっかりだ。
進まないストレスと、支持体を寝かせた作業は腰に来る。


・結婚式

大学同期同士の結婚式に参加。
懐かしいっちゅーかもう同窓会レベル。

素直に楽しいし、うれしい。
もうこんなのないかもな…

変わらず馬鹿な話をしたり…
というか見渡すと、美術表現やってるの俺だけじゃん!!
もちろんデザインや教員、アニメや映像、美術にかかわる事務とかはいるけどさ。
バクマンの最新刊みたい!違うか。


・歯

奥歯に妙な圧迫感と痛み。
そのストレスが首と肩にも来る。
かみ合わせが悪いのか、中の神経が死んでいるのか。
少し削ってもらってなんとなくおさまってきたけど…

1年前にかなりしっかり治して、歯磨きもする良い子になったのにさぁ…


・メガネ

家で一人呑んで酔っぱらってドアに顔ごとぶつけてフレームが曲がり、
直そうとして も げ た。

ばかすぎる。

保証がきいたのでフレーム代の半額、2千円いかないくらいで直った。
よかった…


・カード地獄

やばいかったす。
パソコンと東京が被って、カードの請求額が6ケタ行ったので分割に変更…

カード貧乏にはなりたくなかったのに…

とか言ってるくせにAmazonで画集を買ったり、
アクリルメディウムの取り寄せ注文をしたり。

そうか、先輩やらまわりの人が言ってたのってこれか…っ

というか、週一でヤマモトさんやカサミさんに会ってる気がするぞ。


・そんな売れっ子山本さんの展示↓

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

山本雄基 作品展

会期:10月1日(土)~10月30日(日)
会場:板室温泉大黒屋 栃木県那須塩原市板室856番地

板室温泉 大黒屋 HP
http://www.itamuro-daikokuya.com/

山本さんのホームページ
http://www.geocities.jp/yamamotopaintings/
ブログ
http://yamamotograyzone.ldblog.jp/?blog_id=2005839

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

c0211701_17464334.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-10-22 22:39 | つぶやき

料理と休み

料理もアートだ!なんていう気はさらさらないけど、
美術やっていて料理が好きな男は結構な割合でいるとおもう。

理科の実験のような、順序や手順の手早い組み立て方や、調味料の配分。
季節感や労働の喜び、食という欲望…

とりあえずのクリエイト欲を満たすことが出来る一つの手だとは思う。


というのも、震災以後急激に制作することができなくなった時期があって
そのとき制作はコラージュをしていた程度だった。

で、残りは料理するという代替行為で欲を満たしていたのだと思う。
いまは、その根幹の欲が復活したので、制作も、料理もしています。


ともかくでかい支持体(120号2枚)を作ったら、予想以上に面白くて、制作する喜びを感じています。
(しかし、きっとギャラリーに運んだら意外と小さく感じるんだろうな… ガックリ)


なんだかんだで9月から10月はずっと休みがないので、きつい。
それは肉体的にとか精神的にではなく、休みがないと動けない、ってこと。

つまり基本的に展覧会はいけないし、作業も(大がかりなものは)進展しないってことだ。
(芸森も宮の森も危うい。月に1回くらい20時までやってる日とかもうけてほしい…)

10月唯一の休みの4・5日は東京横浜にいくんで、インプットインプット…ブツブツ

c0211701_10555663.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-09-26 21:05 | つぶやき
「仮面ライダーWのハイブリット性」
http://takuji0808.exblog.jp/14540626

「仮面ライダーWとはなんだったのか」
http://takuji0808.exblog.jp/15232658/


<仮面ライダーオーズの感想>

ネタばれあり!!

1、オーズの変身

2、BL要素の必然

3、アンクというキャラクター


c0211701_1251123.jpg


More
[PR]
by takuji0808 | 2011-09-25 23:04 | つぶやき

つぶやき 08/11

細胞レベルのドローイング(仮)

c0211701_15553082.jpg


More
[PR]
by takuji0808 | 2011-08-11 16:10 | つぶやき

レイヤー世代

パソコンやiphoneの画面ばかり見ている昨今です。

必要に迫られ自身の作品をとりあえずまとめてみた。
HP作れって話ですよね、はいすいません。
でもパソコンの画面上で作品を見るとまた違う見え方ができるのも面白い。

  ■

OJUNさんが来札し、話をしていて、強靭な身の丈にあった身体を介しての
表現の確かさが、言葉の重みになって相変わらず刺激的。

身体の拡張のひとつであり、新たな感覚の一部としての携帯電話や
デジタル機器と慣れ親しんでいるかという世代差が、絵画をレイヤー状に
するという方法論に表れているのかも、という話があった。

  ■

問題はそのレイヤー感がより物理的で、装飾的になることの意味だろう。
(絵画の世界では「物理的」、「装飾的」は良い意味ではない)

絵の具や透明メディウムの「素材」で、ものとしてレイヤーをつくることと、
構造的にレイヤーになっていること、あるいは
イメージ(描かれたもの)によってレイヤーを想起させることは意味合いが違う。
(もちろんそれらのやり方が複雑に入り混じった作品もある。)

たとえば、液晶の画面上でもレイヤー表現は可能だ。
前と後ろの重なり、それによっておこるギャップ、陰の付け方など
微妙なトリックで面の前後が錯綜する。

また、モネの睡蓮の映像的なレイヤーや、ウォーホルの印刷のずれ、
ポルケの絵画は同列に語れるのか?ということを考える。

何となく自分は「装飾的なレイヤー」より「構造的なレイヤー」を作りたいな。

漠然とそんなことを考える。

c0211701_16401138.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-08-09 16:55 | つぶやき

食モチーフのアート

食モチーフのアート

「食」とアート(美術)の関係は、意外と根深い。

食べる様子や、食べ物が絵画のモチーフとして、
あるいは作品の重要な要素として、
あるいは食物自体が彫刻の材料として用いられてきた。

  ■

c0211701_11401815.jpg


古くは静物画におけるモチーフ(死と生の両義性を意味するもの)から、
アルチンボルトに代表されるトリックアート的なもの(本物そっくりの面白さ)。

「食べるもの」を作品にする、という逆説的な意味もあるし、
あるいは貧富の差の隠喩として、家族の絆として描かれる場合もある。

またキリスト教における聖餐(せいさん)、つまりパンやワインを
神の一部に見立て、食べること=神の恵み≒信仰の糧という図式を
美術作品であらわす、というニーズがあった。

  ■

現在では「食」と「アート」という言葉で連想されるのは、
おしゃれなレストランの、キャンバスに見立てたお皿の料理だったり、
カフェなどに並立した展示空間とのコラボレーションなどがイメージされるだろう。

  ■

一方で現代アートで食を作品の重要な要素として掲げた作家は少ない。

有名なのはタイ人のアーティスト、リクリット・ティラバーニャによるリレーショナルアート(コミュニケーションアート)でしょうか。カレーや焼きソバを作っては、観客にあげて、そして、観客たちはその場で食べる。それだけ?!とツッコミたくなるずるい方法だ。

c0211701_11412739.jpg
c0211701_11413612.jpg


日本人では、思いつくのは小沢剛による、野菜を武器に仕立てあげる「ベジタブル・ウェポン」シリーズ。また、彼の有名な作品のひとつでもある、醤油を画材にして描いた「醤油画」。

<参考>オオタファインアーツのHP
http://homepage2.nifty.com/otafinearts/works/works-ozawa/ozawaworks-vege.htm

(選んだ2人が多彩多作なので、彼らにとって「食」というテーマが
 主軸であるとも言いきれないのも、なかなか興味深いことです。)

  ■


昨今の食の安全の問題は根深く、それをアートで表現すること自体ナンセンスであり
正直手をつけたくないというのも作家にとって、本音ではないでしょうか。

(原発問題、放射能問題をきっかけとしているだけで、もちろんそれ以前にも
 さまざまな問題提起がなされていました。)

なぜ、「食」をメインに活動する作家がいないのか?それは
「食」というテーマ設定で行われるアートには粉骨砕身の目新しさがなく
一発芸のような作品になってしまうという弱点があるように見えるからでしょう。

  ■

現代社会の問題を浮き彫りにするモチーフ・素材なのに
意外と用いられていないので、いろいろな問題を解決すればまだまだ可能性があるのでは?

なんて思ったわけです。

メモ代わり。
[PR]
by takuji0808 | 2011-07-18 21:20 | つぶやき

公募展とリヒターと

まだまとまっていないと思うが、熱が冷めないうちにアップ。

   ■

『芸術勉強会』で「公募展系の作品も、じつは面白いのはたくさんある」という話があった。

もちろん面白いのはあるだろうけど、ルールが異なる「現代アート」と「公募展」を並列に語るのは無理がある。

(「現代アート」のルールで、アウトサイダーアートの目線で「公募展系の作品」を読み解き、キュレートするのは可能だと思うけれど、それだけでしょう)


また別の機会に「公募展や高文連なんてなくなってしまえばいい」という話もあった。

基本的に、それら「公募展」は教育的な目線、学生、教師、絵画教室やカルチャーセンターのようなところに通う人たちの受け皿としてのシステム・役割もあり、同じようにさらに若い世代ではpixivなどのSNSがその役割を担っている、とも言える。

もちろんそんな単純な区切りがあるわけではないけど、そこらへんの事情や歴史は社会構造の話で、いるいらないの話ではないと思っている。

   ■

ただそこで、(どういう意図があっての発言だったかは忘れたが)そういう発言を聞き、
その前にリヒターの話を聞いていたので、びびっとつながったことがある。

リヒタ―の作品の裏にある「歴史という対立構造の変移」が、作品の魅力、重要な要素となっていることを改めて認識できたのだけど、そう考えると、日本はほんとうにアメリカに去勢された文化だったんだな、というのがよくわかる。

前述のような発言は、世代や、ジャンル、中央と地方、対公募展という村社会の中での微異の強調でしか仮想敵を作れなかった、という事実の又聞きでしかない。

そして現在はそれさえも相対化され、更に生ぬるい世界でしか作品を作れない自分への絶望感。

作品の要素にそのような対立構造があったほうが強度があるが、そんな劇的なリアリティもありゃしない。ということはそれ以外の要素を取り入れた、面白いエッジの効いた作品を作らないといけないってことだろうか。

   ■

ということで最近はいろんなことに絶望して、感覚を麻痺させること、
無意識に別のはけ口を見つけることで現実逃避している気もします。
気をつけなきゃ・・・

c0211701_13484328.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-06-13 21:22 | つぶやき