日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

<   2011年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

福岡・韓国 研修旅行記
2010年11月2日~7日

リンクを貼り、まとめときます。
もう3か月以上前になるんですね。

あと、その成果展が岩見沢駅内i-BOXで展示中です。
「福岡・韓国研修 成果展」(02/14-27)
[i-BOXブログ]


11/2「福岡へ、しびあじび、3時のラーメン」<1日目>

11/3「リバースビートル、濃淡釜山、屋台 」<2日目>

11/4「遺跡公園都市慶州、山奥の石仏、ブレードランナー」<3日目>

11/5「光州ビエンナーレ、屋台オレンジ」<4日目>

11/6「釜山ビエンナーレ、2等客室」<5日目>

11/7「753大宰府、国のプライド、瓶ビール」<6日目>
[PR]
by takuji0808 | 2011-02-18 09:59 | 福岡・韓国2010
[承前]

「N次創作的な創造」はアーキテクチャー論や、リアルタイム化するネット社会などを絡めて考えることもできますが、最近考えているのは「作家」がN次創作的な作品をどう扱うか、あるいはN次創作的な表現とは何かという点に関してです。

前述のリンク先を読んでいただければわかりますが、N次創作のひとつの例としてわかりやすいのは、[ライトノベル-アニメ-ニコニコMAD-同人誌]といった流れ(関係)そのものを一つの作品として考えていくこと、つまりコンテンツそのものを創造することです。

コンテンツやソフト、アーキテクチャーそのものを創造していくこと、多くの領域、メディアに侵食していくように仕掛けることがここ最近行われているさまざまなコンテンツの特徴だと思います。(アイドルマスターなどのゲーム、アニメ、ニコニコMADや韓流アイドル、AKB、初音ミクなど)

しかしここで言いたいのはそういう「状況」を作品の一部にして、そういう社会現象を見据えて作品の一部として用いている「構造的な要素を持つ作品・創造」とは何かということなのです。

わかりやすいくなるように図にしてみました。
一番下の作家(作品)としての立ち位置の話なんだとおもいます。

c0211701_1431562.jpg


映画でも構造を意識し、それをメインとする作品が増えてきた気がします。
まあ「違う世界」への旅、主人公の成長というのはファンタジーの王道なのですが、それに近い形をとりつつ、どちらかというと「構造的な社会」をテーマにした作品が増えているような感じです。
(まあ自分がそういうところに目が行ってしまうということでもありますが。)

  ■

「N次創作的な作品」という曖昧な物言いにしているのは、その線引きの難しさですが、具体的に言うと自分は横尾忠則、大竹伸朗、村上隆(敬称略)などの作品を見て、そういう連想をしてしまうのです。
(村上隆風にいうとレイヤーにそういう要素がある、ということでしょうか。)

つづく
[PR]
by takuji0808 | 2011-02-09 19:17 | つぶやき
同人誌、pixiv、ネット漫画、初音ミク、東方プロジェクト
vip板などで書かれるSS(ショートストーリー・サイドストーリー)
アイドルやお笑い芸人のキャラクター的な扱われ方
ニコニコ動画のMADムービー…などなど

二次創作の二次創作、そのループ、派生し続けるN次創作と呼ばれる現象をどうとらえていくべくか。
詳しい内容は自分が駄文をさらすより、まずこちらを読んでいただけると話が早い。

「作品それ自体がデータベースであり、ネットワークであり、
コミュニケーションでもあるような」

濱野智史(日本技芸リサーチャー)2009年07月15日号

http://artscape.jp/study/rekishi/1207202_2746.html

  ■

難しく考えると、どこまでも考えられるのだけど、なんでこんなことを考え始めたのか、まずはそのきっかけを書きます。

美術の授業で、まあ自由に何か描いてみろーと課題を出せば、ワンピースやブリーチ、ナルトなどのジャンプキャラや、そのほかアニメキャラを描きたがる人が多いのです。

自分もそういう経験があるのでよくわかります。

授業でなくとも、落書きや趣味としてそういうことをこっそりしている人間は多い。
さらに、その描いた絵をネット上にアップしたら、それは「表現」と言えるのだろうか?

また、アニメキャラでなくとも、好きなアーティストのジャケットを写したり、ネットで検索した画像を参考に絵を描くのはどうなのだろうか?(もちろん、制作者の意識の違いなどの根本的な違いがあるのはわかる。)

さて、その「写し絵」は「創造的な表現なのか?」

これが第一の疑問でした。

それを別の物言いをするなら、プロとアマチュアの違いであり、既存のアーキテクチャー(設計思想)に依存しているか否かという話でもあると思うのです。

クリエイターならば、そこで新たなキャラクター(作品・コンテンツ)を創造するのが王道かもしれませんが、そうなると今の時代、団体戦でかからなくてはいけない場合が多いんだろうなあ…

まあそんなことを考えていたわけです。

<つづく>

c0211701_1428223.jpg

[PR]
by takuji0808 | 2011-02-07 18:27 | つぶやき