日々の制作と生活を、思いつくままに描く。札幌在住、美術家。西田卓司のブログ。


by takuji0808

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周りがチャリティーイベントばかりで傷食気味。

それ自体は否定しないが、24時間テレビみたいなものばかりで、
善意が画一化されていくような感覚。

  ■

ともあれ、やっぱり作品を作るしかないと思い、また地道な活動再開。

新しいテクスチャも試しつつ、実験と洗練の繰り返し。

ここ最近暖かくなってきたのでモチベーションも上がる。
ストレス解消で料理ばっかりやっていたのも、波が引いた感。

というか急に仕事が珍しく立て込んでいて気力がそぎ落とされるというのも一因。


温かくなったら虫が出る季節。
家が古いのでわらじさんの発生はもうしょうがないレベル。
とりあえず家の周りに殺虫剤を撒きまくる。

そしてやる気が出てるこのタイミングでサンダがついに動かなくなったので修理にだす。
うう、いくらかかるかなあ。

1週間以上かかるそうなので、思い切って新しくmakitaのミニサンダを購入。
使い勝手は悪くはないけど・・・細かいとこは慣れかな。

<制作>
・90センチ×90センチの作品を4枚。(現在進行形)
・箱椅子、5脚

  ■

04/12
まさに“好青年”な、のびアニキのアテンドのため小樽へドライブ。
朝里川温泉~回転寿司~石原裕次郎記念館~銭函の小牧さん宅~CAI02とびっしり。
さすがにつかれた・・・

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by takuji0808 | 2011-04-23 21:37 | 制作
サッポロアートシンクロニシティ3

札幌ビエンナーレプレ企画

オープニングイベントも行ったが、改めて展示を観たくて行く。

例えるならコース料理というより、お通夜に出る仕出し弁当な展示。
全体的にライティングが暗かったせいもあるだろう。

(床が黒いせいもあるけど明るい空間をもっと意図的に作れたらバランスが良くなるかな。磯崎さんの作品がそれに当たるのかもしれないが。)

伊藤先生、磯崎さんの作品の面白さと、それに対する札幌ハプニング、のびアニキ、祭太郎のキャッチーでシニカルな雰囲気、パフォーマンスが対比として面白い。レクチャーは仕事のため行けないのが多かったけど、パフォーマンス系は全体的に面白かった。

作家の作品が、思惑を超えて比較され、会場全体に圧力をかけるのが作家の通すべき筋という意味ではプレビエンナーレが一番レベルが高かったとおもう。

全体を通して、伊藤隆介先生、のびアニキの作品が良かった。


トーチカの活動や義援金に関わる作品展が同時進行であって、じゃあ作家としては何をするべきかということを悶々と考えざるを得ない状況で、まあ作家それぞれにいろんなスタンスがあってもいいとは思うけど、自分が考えている方向とはなんだろう、というあたりを考えてしまう。
(ね、悶々としてるでしょ?)


展示の種類も内容も運営システムも異なる展覧会をまとめて批評すること自体、不思議なことなのに、それを同列に語りたくなるのはサッポロの特徴な気がする。

さまざまな価値観はフラットでいいのだけど、そのフラットな展覧会やイベントが乱立し、エネルギーが飽和状態になっていかないと面白い状況にはならないんだろう。

そういう意味で分母を増やしていかないといけないし、個人としてはそこでとび抜けないとやっている意味がないように思る。


「第三回 芸術討論会! 」4月8日(金)

結局、3時くらいまで参加。翌日はどんなに目薬をさしてもしょぽしょぽの眼。

幹男さんや森本さんの言う作家どうしが干渉・交流できなかった、という問題が、漆さんが言った作家としての立ち振る舞いとか突き通し方にリンクしたり、システムの話ばかりで飽き飽きした山本さんが場をいい意味でひっくり返すのはエキサイティングだった。

そういうスタンスが作家性(プロ意識)につながるっていう話で、それを共有できたのは良かった。


今回は地震という要因があるので、仮説性、場所性、刹那性、youtube的な表現、リアルタイムに関わる表現は作品が難しいな。

終わりなき日常ありき、幻想の公共ありきの作品は現実が揺り動かされている気がする。どちらにしろ、地震がきっかけで今後はエッジがきいた表現が増えていくきっかけになるのかもしれない。

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by takuji0808 | 2011-04-12 08:31 | 展覧会感想
サッポロアートシンクロニシティ2

「院生展2011」

全体的におとなしめで、よく見たら女子だけだった。男女比もここまで来たか。
高橋あおばさんの作品(DMの作品)が良かった。

学生の間にする「挑戦」がどのくらい将来の作品に影響を与えるのかはわからないけど、保守的に、あるいは閉鎖的に、精神安定剤のような作品を作っているより、どこかいびつな人間臭さと、カッコつけた荒削りの作品のほうが好感を持てるのはおれだけだろうか。

作品はパステル調が多くて時計台ギャラリーにいるおばちゃんがたの髪のほうがカラフル。


「高橋喜代史 展」

作品の仕上げの問題を考える。
スタイリッシュにするより、泥臭い物量勝負のほうが作風にフィットしそうなので、明和電機とかヤノベケンジみたいな町工場アーティストの作品の結構重要なニュアンスである、「DIYがプロフェッショナルになった感」、「プロジェクトⅩ的な昭和生まれの職人的要素」が前に出てきても面白いかもしれないなあ、なんて思う。

「山本雄基 個展」

チームYamamotoで搬入手伝い。
階段上吹き抜けにでかい作品もあり、気合い十分な展示。
(しかし搬入当日本人は徹夜でヘロヘロだった。)

イレギュラーな場所での展示では、やっぱり相当の準備と手際と対応力が必要な事を実感する。

想像力プラス経験で場数をこなすしかないのかな。

喫茶店の壁の質感がものすごくいい(つやなしフラット)なので、作品の質感とジャストフィット。
表面処理がより堅牢になっているのと、わざとらしくキャッチーな色合いの作品とそうじゃない作品が入り混じっていて、そこらへんの空間に対しての異化と調和はお客さんが入った状態で見ないと判断付かない気がする。

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以下、会期

北海道教育大学 大学院「院生展2011」

北海道教育大学岩見沢校美術コースの大学院生である
桑原みなみ、久保亜紀子、大門愛、高橋あおば、満枝恵理、桂下いづみ
による展覧会

期間: 2011年3月28日(月)~4月2日(土)
時間: 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所: 札幌時計台ギャラリー
    (札幌市中央区北1条西3丁目 札幌時計台文化会館2F C室)


山本雄基 個展 『グレーゾーンが踊っている』
 
期間: 4月1日(金)~4月30日(土)
時間: 11:00~17:30(LO 17:00)
場所: 六花亭福住店 2階喫茶室(飲食店内での展示です)
住所: 北海道札幌市豊平区福住2条5丁目1(地下鉄東豊線 福住駅より徒歩10分)
企画: 六花ファイル


高橋喜代史 展

期間: 2011年3月4日(金)~5月13日(金)
時間: 平日9時~17時 (土日祝日 閉館)
場所: 北海道文化財団アートスペース・アルテポルト
     (北海道札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビルヂング 3階)
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by takuji0808 | 2011-04-01 23:09 | 展覧会感想