作品を買うということ
2009年 09月 28日
1年前、ある先輩の展覧会に行ったとき。
大きさや、値段の問題もあるだろうが、
作品を買うということを初めて強く考えた瞬間があった。
なぜ、そんなことをおもったのか。
単純に、良い絵というのも、もちろんある。
それまで、学生という貧乏生活の中では、作品を買うという実感がなく、
そのときはたまたまバイトで稼いだ小金を持っていたという理由もあるだろう。
というより、後者の方が強かったとおもう。
即物的というか、単純というか、とにかくそのときの状況のなかでしか
作品に対して感じることができないこともあるだろう。
はたして、本当に自分はその作品がほしかったのか?
と今は考える。
作品に惹かれ、物欲や所有欲で、「ああどうしてもこの作品がほしい」と
作品を買いたいと思ったことは一度もない気がする。
(もちろん今後そういうことがあるかもしれないが。)
そのことに関して、ある種の罪悪感もあった。
つまり、作品に対して感動しない自分が美術をやっていいのか?ということ。
今は、そんなことは全然ない。
自分の作るもの、集めたものを飾る方がよっぽど健全だということに気づいたからだ。
未だ出会わない運命の絵画は存在するのか?
大きさや、値段の問題もあるだろうが、
作品を買うということを初めて強く考えた瞬間があった。
なぜ、そんなことをおもったのか。
単純に、良い絵というのも、もちろんある。
それまで、学生という貧乏生活の中では、作品を買うという実感がなく、
そのときはたまたまバイトで稼いだ小金を持っていたという理由もあるだろう。
というより、後者の方が強かったとおもう。
即物的というか、単純というか、とにかくそのときの状況のなかでしか
作品に対して感じることができないこともあるだろう。
はたして、本当に自分はその作品がほしかったのか?
と今は考える。
作品に惹かれ、物欲や所有欲で、「ああどうしてもこの作品がほしい」と
作品を買いたいと思ったことは一度もない気がする。
(もちろん今後そういうことがあるかもしれないが。)
そのことに関して、ある種の罪悪感もあった。
つまり、作品に対して感動しない自分が美術をやっていいのか?ということ。
今は、そんなことは全然ない。
自分の作るもの、集めたものを飾る方がよっぽど健全だということに気づいたからだ。
未だ出会わない運命の絵画は存在するのか?
by takuji0808
| 2009-09-28 13:37
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