100号の木製パネルの作り方
2013年 07月 24日
木製パネルの作り方(100号Ver.)
小さいパネルの作り方を基本にしているので、細かいことは過去に書いた記事を参考にしてください。↓
http://takuji0808.exblog.jp/18263072/
小さいパネルを作るのと大きな違い、ポイントは以下の二つ
・ベニヤ板とベニヤ板の継ぎ目を、フラットで隙間無く作ること。
・全体が歪まないような構造、組み立て方にすること。
図面はこんな感じ。
大きなパネルやキャンバスを作って格好悪いのは、展示したときに角が浮き上がっていることです。
(まあ展示する空間の環境で木が反ることは多々あるので、展示するときにワイヤーをうまく使ったりするんですけど)
木材の材質はもちろんですが、反りを防ぐには支持体の厚みと中木、角の補強が重要だと思います。
中木を増やせば反りは少なくなるでしょうが、重たくなってしまうのが悩ましいところです。
もちろんお金をかければ、より完璧な支持体を作ることは可能ですが、そうなると注文した方が良いという話になるのでそこも悩ましいところです。
1303mmで45度にカットした木材を接着します。ここは小さい支持体と同じです。
縦の木は、はみ出すように接着します。
今回はこの方法でしてみました。
中木を入れます。表から見るとこんな感じ。
あらかじめ半分だけボンドを塗り、はみ出した部分は濡らした布で拭きとります。
乾燥したら、同じように作った板を貼付けます。ベニヤ1枚ずつ接着するので、隙間が出来にくいです。
この方法だとベニヤの4mmほどの側面にもきっちりと木工ボンドを接着出来るのが良いです。
残った間に、きっちりと木をはめ込みます。継ぎ目に中木がくるようにしています。
縦の中木はノミで溝を作りがっちりと固定します。ここを正確にするとゆがみが少ない気がします。
今回は縦の木を途中で45度で組み直すことをしてみました。
前述の「歪み」や「ベニヤの固定」の問題がいくぶんか解決するからです。
しかしこれは安い木で無ければむしろ強度を下げる方法でもあるので、作り方によっては必要ありません。
細かくは書ききれませんでしたがこんな感じです。
効率的で、失敗が少なく、強度もあり、安く…と考えて工夫するのは楽しいものです。
小さいパネルの作り方を基本にしているので、細かいことは過去に書いた記事を参考にしてください。↓
http://takuji0808.exblog.jp/18263072/
小さいパネルを作るのと大きな違い、ポイントは以下の二つ
・ベニヤ板とベニヤ板の継ぎ目を、フラットで隙間無く作ること。
・全体が歪まないような構造、組み立て方にすること。
図面はこんな感じ。
大きなパネルやキャンバスを作って格好悪いのは、展示したときに角が浮き上がっていることです。
(まあ展示する空間の環境で木が反ることは多々あるので、展示するときにワイヤーをうまく使ったりするんですけど)
木材の材質はもちろんですが、反りを防ぐには支持体の厚みと中木、角の補強が重要だと思います。
中木を増やせば反りは少なくなるでしょうが、重たくなってしまうのが悩ましいところです。
もちろんお金をかければ、より完璧な支持体を作ることは可能ですが、そうなると注文した方が良いという話になるのでそこも悩ましいところです。
1303mmで45度にカットした木材を接着します。ここは小さい支持体と同じです。
縦の木は、はみ出すように接着します。
今回はこの方法でしてみました。
中木を入れます。表から見るとこんな感じ。
あらかじめ半分だけボンドを塗り、はみ出した部分は濡らした布で拭きとります。
乾燥したら、同じように作った板を貼付けます。ベニヤ1枚ずつ接着するので、隙間が出来にくいです。
この方法だとベニヤの4mmほどの側面にもきっちりと木工ボンドを接着出来るのが良いです。
残った間に、きっちりと木をはめ込みます。継ぎ目に中木がくるようにしています。
縦の中木はノミで溝を作りがっちりと固定します。ここを正確にするとゆがみが少ない気がします。
今回は縦の木を途中で45度で組み直すことをしてみました。
前述の「歪み」や「ベニヤの固定」の問題がいくぶんか解決するからです。
しかしこれは安い木で無ければむしろ強度を下げる方法でもあるので、作り方によっては必要ありません。
細かくは書ききれませんでしたがこんな感じです。
効率的で、失敗が少なく、強度もあり、安く…と考えて工夫するのは楽しいものです。
by takuji0808
| 2013-07-24 00:05
| 制作